御朱印って何ですか？
御朱印とは、神社やお寺にお参りした証をいいます。御朱印の構成は神社や寺にもよりますが、神社の名前と神社独自の朱印で成り立っています。
昔は、写経を収めた証として御朱印がおくられたそうです。いつから御朱印が始まったかについては定かではないものの、四国八十八か所か西国三十三所が関係しているのではと、言われています。
御朱印を集めると運気がよくなる？
巷では「御朱印を集めると運気がよくなる」と言われていますが、半分間違いで半分正解です。事実として、御朱印は神社や寺で授かるものです。つまり直接神社や寺に行かなければ、授かることはできません。
神社や寺に行くと、神様や仏様とご縁ができます。神様や仏様とのご縁を記したものが、御朱印です。神様にお祈りをしてご縁を結ぶことで、徳が少しずつ積み重なるでしょう。徳が積み重ねれば、人として磨きがかかります。今でいうところの「自分磨き」です。自分を磨けば光り輝き、おのずと周りも動いてくれるでしょう。御朱印を集めると、確かに運気は上がります。運気が上がるのは、神社や寺で少しずつ積み重ねてきた「徳」によるものです。
運気が上がらない御朱印
ただし単に御朱印をもらうだけで運気があがるほど、神様は甘くありません。そもそも御朱印は、スタンプラリーではないのです。神社に行った記念に御朱印をもらうのは、最もやってはならない行為。必ず神社にお参りを済ませてから、御朱印を授けるようにして下さい。
また御朱印を書いてくださる間は、静かにするのがマナー。御朱印は魂こめて刻まれる、神聖なものです。神聖なものを頂くにも関わらず、がやがやと騒ぐのは神様や御朱印を用意して下さる神社の方に失礼です。
御朱印を集める際の注意点
なお御朱印は365日24時間いつでもいただける訳ではありません。神社にもよりますが、受付時間は朝～夕方がほとんどです。もちろん愛媛にある神社（https://hachiman-shibukusa.or.jp/）も、例外ではないでしょう。
神様とのご縁を証明するのが、御朱印です。運気を上げるために集めるのなら、神様とのご縁を感謝しておごそかな気持ちで受け取るようにしましょう。
