保育園か幼稚園か？
子供が成長すると、どこの保育園に預けようかと考えるものです。しかし必ずしも「保育園に預けなければならない」という法律はなく、幼稚園に子供を預けるのも手です。
では幼稚園と子供の違いは、どこにあるのでしょうか。答えは管轄しているところがどこかです。
保育園と幼稚園の違い
幼稚園の場合は、文部科学省が管轄しています。学校教育法にのっとって運営されており、幼稚園教諭免許状を所有している人物が「先生」として幼児の指導にとりかかります。なお給食が出るかどうかは、幼稚園次第。同じ神奈川でもお弁当持参のところもあれば、給食が出る幼稚園もございます。
一方保育園の場合は、厚生労働省の管轄です。児童福祉法にのっとって運営されており、保育士資格証明書を所有している人物が「先生」として指導にあたります。なお幼稚園では原則3歳からの入園になりますが、保育園は0歳から可能。18時まで預けてくれるので、勤務しているのなら保育園がおすすめと言えるでしょう。(神奈川の保育所）
保育園で預かるのは保育に欠ける事情がある子供
では仕事を持っている親御さんであれば、子供を必ず保育園に預けなければならないのでしょうか。答えは「YES」でもあり、「NO」でもあります。そもそも保育園は、「保育に欠ける事情」がある幼児が利用する施設です。
「保育に欠ける事情」については、同じ神奈川でも自治体によって違います。南足柄市では、「妊娠中や出産後間もない場合」「体に障害がある場合」などが該当。だから就労していなくても、やむにやまれない事情があれば、保育園に子供を預けられる可能性は高くなるでしょう。ただし、あくまでも「可能性」の話であり絶対的ではないので、参考程度としてとどめておいて下さい。
保育園で習うこと
教育のために幼稚園へと考えている親御さんも、多いことでしょう。保育園は単に子供を預かるだけの施設と思われるでしょうが、大間違いです。保育園では、ご挨拶や友達との付き合い方などをしっかり教えてくれるでしょう。
ご挨拶や友達との付き合い方は、おとなになってからも必要とされるスキルです。