環境

放置自転車はなぜ発生する?

放置自転車の問題

放置自転車は通行の邪魔になるだけでなく、事故を招いてしまう恐れもあります。「大袈裟」と思われるでしょうが、実際に発生。大変危険なものです。
放置自転車に対しては、自治体も条例を作るなどの対応をしています。しかし焼け石に水とはよく言ったもので、効果はゼロ。放置自転車の回収も積極的にしているものの、負担にしかならない状況です。

放置自転車が多い理由は?

放置自転車が多い理由は、自分勝手にあります。「駐輪場が遠くにあるから」という意見もあるでしょうが、関係ありません。実際に目と鼻の先に駐輪場がある所であっても、放置自転車はあるのです。
駐輪場へ自転車を停めるには、手続きが必要です。場合によっては、有料の所も少なくありません。駐輪場の利用価格はピンキリとありますが、一時的に停めるだけならば150円~200円で済みます。また場所によっては、駐輪から2時間までは無料としている所もございました。今は確かに不景気で生活が厳しい状況ですが、小学生のお小遣いでも利用できる金額を支払うのに躊躇う理由がありません。

自覚がない

最も痛いのは、自覚がないことでしょう。「放置自転車はダメ」「だから自分は自転車を放置しない」という心意気は、立派なものです。しかし近くの駐輪場が少し離れた場所にあったら、心意気は揺らぐでしょう。3分~5分だけ自転車を降りて用事を済ませるとしたら、どうするでしょうか。5分の用事のために、駐輪場の代金100円~200円の支払いができる人は、あまりいらっしゃらないでしょう。
「少しだけ停める」が多くなればなるほど、放置自転車は増えていくのです。

自治体に連絡を

放置自転車は通行の邪魔になります。酷い時は、私有地に自転車を正々堂々と停める方も少なくありません。私有地にドコの誰だかわからない自転車を停められては、どうしようもできないのです。
もし放置自転車に困っているのなら、お住いの自治体に相談して下さい。連絡を受けたら、自治体自らが回収に臨みます。連絡があってすぐに回収とは行きませんが、黙ったままで放置自転車を眺めても、どうしようもないです。

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