運送

運輸と通運の違い!広島の運輸の行政についても紹介

そもそも運輸とは?通運との違いも紹介

そもそも運輸とは、あらゆるものを運ぶことを言います。
貨物などの荷物だけでなく、人を運ぶことも運輸に入ります。
運輸と言うと荷物のイメージを持っていますが、荷物を運ぶことだけに限定した場合は、通運という言葉を指します。
通運といえば、広島県には大手の通運会社があり、福山市に拠点を置く通運会社といえば、広島県外の方も多く目にしたことがあるかもしれません。
有名な同社も通運という名前を使い、あくまで貨物専門として物流をになっているのが特徴です。
ちなみに同社は、大手のアパレルメーカーや有名私鉄、大手の物流会社と提携しており、今着ている服や飲料なども広島県の有名通運会社が運んだものかもしれません。
もちろん、この運輸会社以外にもトップクラスの大手運輸会社が広島には存在し、活躍しているのです。

広島の運輸事情とは?

広島は、中国地方一の都市である広島市を抱えています。
そのため、大小さまざまな運輸会社があり、この地域における重要な物流拠点でもあります。
こういった背景から、国の運輸に関する重要な拠点である中国運輸局の本局が設置され、中国地方でも最大の陸運支局である広島陸運支局も開設されている地域です。
運輸局では国の様々な運輸に関する政策を担当しており、先ほどの貨物を取り扱う通運以外にも海上運輸、自動車技術、鉄道などの運輸関連の手続きや政策の実行を行っています。
また、そこから派生して観光を担当している面もあり、広島県や県内の市区町村とタイアップして様々な企画をしています。
運輸と言うと単に人や物を運ぶだけでなく、そこから派生した安全の確保や観光などの振興といった分野も視野に入れる必要があるのです。
これらの運輸に関する様々な企画を行っているのが広島運輸局といえるでしょう。
そして、広島県自体も、中国地方における運輸の重要な拠点として今日も多くの運輸関連の企業が荷物や人を運んでいます。

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