あなたは、球根を育てたことはありますか?
「育ててみたいけど、土やプランターを準備するのは面倒…」
そんな方におすすめしたいのは、水耕栽培です。
簡単に言うと、土なしの水だけで栽培が可能なのです。
しかしこの方法は少しだけ手間が必要なので、ご紹介します。
チューリップだけじゃない、球根の種類
球根といえば、チューリップを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
実は球根植物は、他にもたくさんの種類があります。
近年人気なのは、ヒヤシンスとムスカリです。
ヒヤシンスは茎の周辺に、小さな花が密集するように咲くのが特徴です。
香りが強く、部屋の中を上品な雰囲気にしてくれます。
色は白やピンク、紫がポピュラーです。
【ヒヤシンス】
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-290
ムスカリは丸い小花が、ブドウのように密集して咲く花です。
一見、ラベンダーに見えるかも知れません。
比較的小さくて可愛らしい姿から、チューリップやヒヤシンスと一緒に楽しむ方法も人気です。
特に青系のカラーが人気で、園芸店では様々な色がミックスされたもの売られています。
【ムスカリ】
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-292
水耕栽培するための下準備
水耕栽培で綺麗に花を咲かせるためには、球根購入後、2カ月ほど冷蔵庫で保存する必要があります。
これは「春化処理」と言って、球根に冬を感じさせるものです。
その後室内で栽培するにあたり、球根は冬から春になったと感じ、花を咲かせます。
9月下旬?10月頃から店頭に球根が並び始めますが、早めに購入して冷蔵庫に入れると、冬前に水耕栽培を開始することができます。
春化処理が終わったら、やっと水耕栽培開始
冷蔵庫で2カ月程保管した球根は、周りの茶色い皮を剥きます。
これは、水耕栽培をする上で、カビが生じる原因になるためです。
皮を剥いた球根は、根がはえる部分に少し水が触れる程度の水量に調節します。
このときの容器は、水耕栽培専用のものが良いでしょう。
【水耕栽培容器】
https://item.rakuten.co.jp/westream/20841-42/
水は継ぎ足しせず、定期的に変えます。
最低でも1週間に1回が目安ですが、余裕のある方は週に2?3回交換した方が好ましいです。
水耕栽培を始めて1?2カ月もすれば、白い根っこが生えてきます。
次第に芽が出て、花が咲くでしょう。
まとめ
土を使わずに球根を育てることができる、水耕栽培。
球根の種類は、チューリップだけではありません。
ヒヤシンスやムスカリも一緒に購入して、楽しみましょう。
重要なポイントは、冷蔵庫で2ケ月保存する春化処理です。
球根の皮を剥くのも忘れずに。
球根から根っこが生えてくると、驚きと感動、愛着を味わえるはずです。
水耕栽培用の容器はおしゃれなものがたくさんあるので、是非インテリアコーディネートを楽しんでみてください。