年を重ねると、「健康診断で血圧が高めと言われた」「ちょっと階段を上っただけで息切れがする」そんなサインに敏感になるものです。私も50代に入ってから、なんとなく体調の変化を感じるようになりました。特に気になり始めたのが「心臓」や「血管」といった、いわゆる循環器系のこと。今回は、静岡市で循環器科にかかることの意味や、診てもらえる内容について、少しお話ししてみようと思います。
静岡市で循環器科を受診する理由
静岡市は、海と山に囲まれた自然豊かな街です。気候も比較的穏やかで、健康に過ごしやすい土地だと思います。それでも、高齢化が進むなかで、循環器系の病気を抱える人が増えているのもまた事実です。高血圧や動脈硬化、不整脈、心不全、狭心症といった症状は、決して他人事ではありません。
私自身も「健康診断の結果がちょっと気になる」と感じたことをきっかけに、静岡市内の循環器科を受診した経験があります。正直、最初は「内科でもいいのでは？」と思っていましたが、専門の先生に診てもらうことで、より的確な検査やアドバイスを受けられたと実感しました。
循環器科でできること、してもらえること
循環器科では、血圧のコントロールはもちろんのこと、心電図や心エコー、24時間心電図（ホルター心電図）などの検査を通して、心臓や血管の状態を詳しく診てもらえます。何よりありがたいのは、「日常生活で何を気をつけたらいいか」をわかりやすく教えてくれる点です。
お医者さんから「無理な運動は避けてください」とか「食事にもうひと工夫を」と言われると、やっぱり行動に移しやすくなりますよね。病気の手前で相談できる、これが循環器科の大きな強みだと思います。
予防の視点から循環器科を活用する
「病気になってから」ではなく「病気になる前に」動くこと。これが私たち中高年にとって、今とても大切なテーマではないでしょうか。静岡市内には、地域に根ざした循環器専門クリニックが複数あり、ちょっとした不安から相談できる体制が整いつつあります。
循環器の疾患は、生活習慣の見直しでかなりリスクを下げられるものも多いそうです。だからこそ、血圧が少し高いとか、家族に心臓病の人がいるといった方は、早めに専門医に相談するのが得策です。通いやすい距離にある、信頼できるクリニックとつながっておく――それだけで、将来の安心感がずいぶん違ってくると思います。