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柴犬は可愛くて面倒なワンコ

柴犬は可愛いけど……

世界的にも「SHIBA」として人気の柴犬。ふわふわの見た目で買い主にも従順な犬種に見えるでしょうが、大間違いです。
世界にはさまざまな犬種がありますが、飼うのが最も難しいのは日本犬です。中でも突出しているのは柴犬で、プロのトレーナーでも悪戦苦闘するほど。しかし飼うのが難しいとは言われても、ふわふわで可愛い姿を見れば飼いたくなる気持ちは抑えられません。ではなぜ柴犬は飼うのが難しいのか、考えてみましょう。

警戒心が強く買い主を噛む恐れもある

10匹の柴犬がいれば、10通りの性格があります。だから全ての柴犬に当てはまる訳ではありませんが、基本的に警戒心が強い犬種です。柴犬側の気持ちになって、考えてみて下さい。
ある日突然正体不明の生物(人間)につれてこられ、異世界へと迷い込むのです。恐怖以外の何者でもありません。正体不明の生物を本当に信頼して良いのかどうかも怪しいし、少しでも油断を見せると何をされるかです。「柴犬を飼ったら愛犬に噛まれた」という話はよく聞きますが、柴犬としては「何としてでも生きぬかなければならない」という生存本能です。

メンタルが弱い

少しでも気が強いところがあれば、正体不明の生物(人間)が来てもたじろぐことはないでしょう。柴犬はストレス耐性に弱く、少しでも自分の身に危険が及ぶとトラウマを抱えてしまいます。
例えば何か悪さをした際に、通常であれば「コラ!」と怒るでしょう。他の犬種だったらしつけの一貫に過ぎませんが、柴犬の場合はトラウマレベルの恐怖を叩きつけることになります。

プロにお任せ

柴犬はプロでも飼い方が難しい犬種。でも柴犬を専門的に取り扱っている店ならば、ありとあらゆる柴犬の特性を理解しています。広島には柴犬を専門に取り扱う犬舎があります。柴犬の飼育に力を入れたり、ペット用品も販売。また柴犬の飼い方についての相談も承っているので、聞いて損はないはずです。
飼い方が上手く行けば、柴犬は素敵なパートナーになってくれるでしょう。柴犬は面倒な性格ではあるものの、買い主に従順な気質も持っているのです。