事業

四国でも環境に配慮したフレキソ製版が使われている

インキの選択の幅が広い

印刷をする際には、当然印刷にインキを使用します。
インキにもいろいろな種類があるのですが、インキの中にはあまり環境によくない種類もあります。

よく知られている種類であれば溶剤インキと水性インキ、UVインキに油性インキなどがあります。
これらのインキはさらに細かく分類することができるのですが、フレキソ製版はこれらの種類の大半を使用することが可能なのです。

ようするに環境にやさしいインキを使用することが可能なので、環境に配慮した印刷ができるのだと言えるでしょう。
ちなみに環境によいインキというのは、水性インキになります。

水性インキが環境によい理由

四国でも導入している印刷会社がいくつかあるのですが、それはフレキソ製版という種類で、環境にやさしい水性インキを使用することができるのです。
なぜ水性インキが環境によいのかというと、水性インキは溶剤に水とアルコールを使用している種類が一般的です。

石油系溶剤などを一切使用しないので、環境によく二酸化炭素削減にも繋がっていると言われています。
それならなぜ水性インキをもっと使用しないのかというと、使用できる印刷の種類が限られてしまうからです。

水性インキが使用されているのは、主にグラビア印刷になります。
グラビア印刷というのは、グラビア撮影を行った写真を雑誌などに記載する印刷のことですが、他に使用されているのがフレキソ印刷になります。

フレキソ印刷はいろいろなタイプのインキを使用できるという大きなメリットがあるので、環境にやさしい水性インキがメインで使用されていますが、現在日本でメインに使用されているのはオフセット印刷です。
残念ながらオフセット印刷には水溶性インキが使用できないので、四国をはじめいろいろな地域でフレキソ製版を導入する会社が増えているのです。

しかし、現在ではまだフレキソ製版の導入がそれほど進んでいるわけではありません。
今後は導入がどんどん進められていく可能性も十分あるでしょう。

おすすめ