地域の安全を守る防犯カメラ。
統計データによると防犯カメラの犯罪抑止効果範囲は、半径50m以内で20パーセント程度、100m以内なら10パーセント程度とされています。
そのため、各都道府県や警察によって防犯カメラの設置を推進している地域があります。
香川県もその一つで、防犯カメラの設置を支援する補助金制度があります。
この記事では、防犯カメラ設置に関する補助金について調査しました。
どのような条件で補助金が受けられるのかチェックしましょう。
防犯カメラ設置における補助金
香川県では「香川県警察防犯カメラ設置促進補助事業 」という取り組みがされています。
これは、自治会などが町内に防犯カメラを設置する際、費用の一部を補助するという事業です。
補助金を受け取るには警察による審査や提出する書類の準備が必要です。
それでは、補助金額や条件について細かく見ていきましょう。
対象になる条件・補助金額
補助金の対象となる団体は、香川県内の市町及び自治会等の住民団体です。
また、地域に根差した活動をしている必要があります。
設置場所にも条件があり、道路や公園など不特定多数の人が利用する場所を撮影できるように設置しなければなりません。
設置業者や警察と相談しながら設置位置、カメラ角度を決定しましょう。
補助金の最大額は自治会の場合は20万円、市町の場合は100万円までとなっています。
また、補助対象経費の半額、3分の2などの条件もあるため注意が必要です。
香川県警察防犯カメラ設置促進補助事業の注意点
最後に、本補助金の注意点をご紹介します。
①個人・企業の場合は申請不可
今回の補助金は市町及び自治会等となっています。
個人・企業の申請はできません。
②防犯カメラの設置位置について
特定の建物や施設の監視を目的とした設置はできません。
また、リースやレンタルによる設置も対象外となります。
③予算上限
本事業は予算上限に達した場合は受付を終了することになっています。
R5年度の受付は既に終了しているため注意しましょう。