東京都大田区で増える介護需要の種類
東京都など人口が多い場所でも高齢者の割合が増えてきています。
大田区も例に漏れず、平成12年度には10.7万人の高齢者の数が令和2年度には16.6万人と6万人も増加しているのです。
高齢化率も高く、平成27度以降22.7%から22.7%と上昇傾向にあり、平成30年度に75際以上の後期高齢者が65~74歳までの前期高齢者を上回っているのが現状です。
このように高齢者が増えてきいるということは、その方々がやってほしい介護の内容なども変わってくるということにもなります。
例えば20代が今やりたいことと30代が今やりたいことが大きく違うように、高齢者でも世代毎に好きな音楽やスポーツ、趣味趣向も変わってきます。
そうした変化を考えると、介護の方法やアプローチも変わってくるのは当然です。
つまりは需要は大きく変化していくということです。
介護保険外サービスの需要について
介護保険では決まったサービス内容があり、その中でしか保険が適用されません。
保険適用内なら料金は1割程度しか負担しなくてよく、3年毎に少しずつ内容を改定していっておりますが、高齢者になる年代やその需要も大きく変化してきています。
法改正のスピードと高齢化のスピードが噛み合っていない状態なのです。
そうした中で必要となるのが大田区でも利用できる介護保険外サービスです。
介護保険外サービスでは介護保険で適用されないことに対して行うことができるので、柔軟に事業者によってそれぞれ色を出すことが出来ます。
そうした授業者毎に行える内容に変化を出すことで市場が活性化され、様々な需要に合った事業所が誕生することが今後期待されるでしょう。
ますます高齢化が進む日本において、このように様々なことが可能となる事業所が生まれていくことで、より老後が楽しくなるのかもしれませんね。